2025/11/22 09:36
さてさて、すっかり戦争が近づいてしまいました。個人的にできる事、反対の意思表示をしていきたいと思います。そういったことを音楽から学んできたはずですし。
では、前回の続きから。バンドの解散、新しいバンドの結成、また幾たびのメンバーチェンジの過程で、更に様々な音楽に触れていく事になりました。
第一に大きかったのは歳下のファンクギタリストと出会った事で、そこからニューオリンズファンクなどBlack musicを聴く様になっていきました。同時くらいにドラマーとして即興要素の強いユニットにサポートとして参加する中で、型にハマらないアバンギャルドな音楽なども体験していきました。
ですが1番大きかったのは、20代後半で出会った戦前ブルースですね。ハマりました。キッカケは自分もブルースギター弾いてみたいなと買った教則本がシカゴブルースの様なモダンなものでなく、指弾きのカントリーブルーススタイルのものだった事です。そこから戦前ブルース、又ブルース以前の多様なアメリカンミュージックに興味を持ち聴き始めました。
デルタブルースにラグタイムギターにホウカムブルース、ジャグ、ギターエバンジェリスト達、ゴスペル、場所によってもスタイルが違ったりして本当に「豊か」としか言いようの無い世界が広がっていました。キャプテンビーフハートがハマっていたのも頷けます。
そしてその辺りで黒人差別の深刻さがチラ見えしていた気がします。だが自分はその音楽の独特すぎる構造や技術にばかり興味が向かってましたね。今となっては呑気にカバーしていた事も恥ずかしかったりします。
さて、実はその辺りで自分の音楽の趣味の広がりは停滞する事になります。年齢としては30代がまるっとそんな感じだった様な。勿論、常に新しい音楽を聴きたい欲求はありましたが、精神的に不思議な状態だった。今振り返るとその時代は安倍政権下だったんすよね。これは興味深い事です。barのカウンターで、最近はどんな音楽もそれなりに良く聴こえてしまう…と友人に話した時、アレ?俺は結構真剣に悩んでいるなと自覚した事を覚えています。
そしてコロナ禍に突入していきます。ここで又、自分の音楽遍歴が動き出しました。この後の流れ…電子音楽への流れは以前少し書きましたので、少し違う事を次回は書こうと思います。あれ?全3回にしようとしていましたが全4回になりました。それだけ色々と聴いてきたと言う事ですね。ミュージシャンとして技術的に大して身になってない事に我ながら呆れますが。
そんな色々な音楽を中古の電子楽器にブチ込んで作ったアルバム、発売しています。売り上げはパレスチナに寄付しています。